2010/12/11

どら焼き おがわ


横浜桜木町駅から野毛の飲み屋街を通り抜け、都橋を渡る。右手に公園(西公園)があり、天気がよい日は子どもたちや家族連れが遊んでる。この公園から奥は、ネオン街であり、その対比は実に横浜らしい風情だと思う。

この公園に面して、店を閉じて随分と年月を経たであろう仕舞た屋がある…と思ったら大間違いで現役バリバリの爺さんがどら焼きを作っている。最近は、暖簾をだしていないので、営業しているかどうかわからないが、定休日は一応、第三日曜日だ。

ここのどら焼きは、どっしりかつしっとりとして重量感があり。その小豆餡、白餡ともに、感動するほどに旨い。食べたことのあるひとだけが触れることができる、真心こもった一品である。

おがわのご主人は、大変なご高齢である。このどら焼きの味が伝説になる前に、舌と脳裏にこの感激を刻み込んでおくべきである。