2010/12/11

上海居酒屋-上海三黄鷄

散歩の途中で見つけたんだけど、殺風景な店の造り。


マジックで手書きの看板


行ってみたいんだけど、いつも仕込み中。
誰か、一緒に行きませんか?

どら焼き おがわ


横浜桜木町駅から野毛の飲み屋街を通り抜け、都橋を渡る。右手に公園(西公園)があり、天気がよい日は子どもたちや家族連れが遊んでる。この公園から奥は、ネオン街であり、その対比は実に横浜らしい風情だと思う。

この公園に面して、店を閉じて随分と年月を経たであろう仕舞た屋がある…と思ったら大間違いで現役バリバリの爺さんがどら焼きを作っている。最近は、暖簾をだしていないので、営業しているかどうかわからないが、定休日は一応、第三日曜日だ。

ここのどら焼きは、どっしりかつしっとりとして重量感があり。その小豆餡、白餡ともに、感動するほどに旨い。食べたことのあるひとだけが触れることができる、真心こもった一品である。

おがわのご主人は、大変なご高齢である。このどら焼きの味が伝説になる前に、舌と脳裏にこの感激を刻み込んでおくべきである。

2010/12/05

涮羊肉@京味居

火鍋。
夏でも食べるがやっぱり旬は冬だ。火鍋大好きな私としては、冬の到来が待ち遠しい。もう、毎週火鍋を食べに行きたくなる。ここ数年で選択肢は増え、火鍋好きとしては、嬉しい限り。これからも、いろんな地方の火鍋が日本で紹介されていって欲しいものだと思う。

さて、今回は、付き合いの長い友人たちを集めての宴会。今回は、横浜中区長者町にある、羊料理の旨い店・京味居で涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ北京風)にした。
そう、あの李香蘭も大好きだったと言われる涮羊肉です。実は、火鍋好きを自称するくせに涮羊肉を食べた経験がまだなく、それだけに楽しみにしていました。

ひとが集まったので、羊の串焼きをつまみを注文して乾杯。両品ともにビールに実によくあう絶品だ。



暫くすると、羊肉やら野菜やらがぞろぞろでてくる。お店の方に、タレの作り方、食べ方を教わり、「いただきます!」・・・ううむ、さすが北京の冬の名物・・・旨い!やっぱり、羊は、旨いよ!


羊肉

野菜の盛り合わせ


手前からゴマダレ・薬味のネギ・香りつけの油・口直しのニンニク醤油漬け(これをガリガリ食べる)・春雨(火鍋の具)。 この他にも付けタレの薬味として韮を擂ったものがでてきた。

しゃぶしゃぶする。赤みが消えた頃合が食べごろ。


寄せ鍋状態。

これは、食後にでてきたおつまみ・麻辣花生。多分、サービスだと思う。ひりひりして美味しい。
涮羊肉のメニューは、二種類ある。今回は、左側のひとり3千円のもの。量的には十分だった。京味居に行ったら、他の羊料理も食べたくなるので、この3千円セット+追加オーダーがよいかと思う。もちろん、大食いさんは、4200円でいいと思う。もちろん、涮羊肉は予約要だ。
店は、日本語が通じにくいので、店の予約や料理の予約は、事前に訪れて相談しました。電話での予約や相談は状況によっては店への迷惑にしかなりませんし、間違いが起きやすくなります。問題を未然に防ぐには、幹事本人が直接店に顔をだした方がよいです。
北京料理・羊肉串焼 京味居(キョウミキョ)
横濱市中區長者町9-170
TEL 045-261-8946
営業時間:基本的に夜営業。曜日によって、営業時間が違うので、確認要。

2010/11/27

横濱中華街・萬来亭・上海蟹宴会

横濱中華街の上海料理店・萬来亭で、上海蟹を含めた季節料理
の宴会を実施してきました。

萬来亭では、毎年上海蟹宴会を実施しているので、こちらの好み
も要望 も判ってくれているのですが、それでも事前に店に訪れて、
料理内容を相談して決定しています。今回は、季節感を出すため
に、栗や牡蠣もい れてもらうことにしました。

今回の宴会内容は、干絲湯以外は事前の予約が必要です。

1. 醉蟹(酔っ払い上海蟹)

2-1. 栗子[火文]鷄-宴会仕様(栗と鷄の煮込み・宴会版)

2-2. 栗子[火文]鷄-宴会仕様(栗と鷄の煮込み・宴会版)

3. 鐵板牡蠣(牡蠣の鉄板焼き)

4. 干荳腐炒春菊(干し荳腐と春菊の炒め物)

5. 醤爆大閘蟹 + 粗麪
(上海蟹の甘味噌炒め。その後、余った甘味噌をと太麪の和え物)

6. 干絲湯(押し豆腐の細切りとたっぷりの蝦米で出汁とったスープ)


7. 蟹粉小籠飽(蟹味噌ショウロンポウ)

8. 酒醸圓子(白玉団子を子自家製酒粕のシロップに浮かべたもの)


すばらしい!期待に違わず、安定した実力と満足をさせてくれます。
「日本で一番美味しい上海料理屋だ!」と、日本の上海料理を全部知っ
ているわけでもありませんが、そう言いたくなるくらい美味しい料理の
数々に感激しました。

今回、上海蟹料理以外で特に感じ入った料理は次のとおり。

栗子[火文]鷄
栗子[火文]鷄は、普通ならぶつ切りにした鶏肉と栗を煮込む料理です。
しかし、宴会当日の朝、突然萬来亭ご主人から電話をいただきまして、
「鷄に栗をつめたらいいじゃん」とご提案を受け、そのまま受諾。

この料理が登場すると同時に、一同歓声が沸き、大変な興奮状態に陥り
ます。栗に鷄とシイタケのうまみが染みこんで大変に美味しくなってい
ました。

今回の栗子[火文]鷄のように、中に詰め物がしてあったり、蓮の葉で包
んでいたり、塩釜になっていたりと、目隠し効果がある料理は、宴会で
は大変に盛り上がります。

鐵板牡蠣
この料理は、ジュウジュウと唸りを上げて登場します。その後に続いて、
なんともいえないふくよかな素晴らしい香りがついてくる。もう、自分た
ちだけでなく、他のテーブルのお客さんも目が釘付け。数年前にだして
もらったときは、荳[豆支]風味でしたが、今回は酢を効かせた私好みを
爆発させていました。

干絲湯
押し豆腐の細切りを蝦米風味のスープに浮かべたもの。蝦米が「これでも
か!」というくらい投入してあって、圧倒的な風味と旨さにひれ伏します。
しかも、この料理は、通常メニューにも掲載されているというのが凄いと
ころ。