2009/09/22

銅鑼灣の新釗記

最も香港らしいモノといえば、茶餐廳というカフェレストランを挙げるひとは多いと思います。
日本では、茶餐廳をファミレスに例えるひとが多いようですが、私のイメージは、上野の聚樂食堂です。要するにコーヒー一杯から、それなりのディナーまでこなす食のパラダイス。

夏場、香港の街中を歩くと死ぬほど暑いは疲れるはで、だいたい2時間おきにこの茶餐廳で休憩をとったりします。ヘロヘロに疲れたときの凍檸樂に波蘿油とか蛋撻なんて最高じゃあありませんか!

迎囍大酒樓で友人一家とさんざん點心を食べつくしたあと、「じゃあ、ご飯食べに行こう!」という、わけのわからない展開となり、新釗記という茶餐廳に突入。新釗記は、いつのまにか香港中に勢力を拡大しているフランチャイズ店です。

友人のお父様がこの支店のオーナーと知り合いで、歓迎を受けました。また、ここのマネージャーの「ハゲ李」はとても厳しい方なので、このひとがいるときに料理を注文するとうまくなるのだそうだ。
実際、蟹肉蛋炒飯と[豆支]油皇炒河は、どんな高級店よりも旨いものがでてきました。やはり本場の底力はすごいと改めて思います。

2日後、今度は夫婦だけでもういちど店を訪れる。ハゲ李が笑顔で歓待してくれました。

ところで、茶餐廳の珈琲は、ミルクと砂糖たっぷりで不味いとほとんどのひとは思っているとは思います。
でも、ブラックにするとちゃんとコーヒーの味がするんですよ。まあ、それほど旨くはないけれど、機会があったら試してみてください。

いままで、銅鑼灣では、翠華ばかり行っていたのですが、これからは新釗記に行くことにします。